第3回本格焼酎と泡盛に合うレシピコンテスト

 
第3回 本格焼酎と泡盛に合うレシピコンテスト 優秀賞受賞 受賞日:2015年11月24日

鶏ひき肉とレンコンのミルフィーユ揚げ

鶏ひき肉とレンコンのミルフィーユ揚げの写真

材料

鶏ひき肉(むね・ももどちらでもOK) 60g/木綿豆腐 60g/レンコン 140g(ミルフィーユ用120g/肉の具用15g)※直径5~7㎝のものにして下さい。/玉ねぎ 110g(肉の具用30g/付け合せ用80g)/にんじん 30g(肉の具用15g/付け合せ用15g)/ごぼう 15g(肉の具用)/ピーナッツ(おつまみ用) 40g/おろしにんにく(市販) 2.5g/おろししょうが(市販) 2.5g/パセリ(付け合せ用) 3g
[肉の調味料]
田楽みそ(市販のもの) 20g/もろみみそ(市販のもの) 20g/豆板醤 10g/濃口醤油 4g、塩 1g
[揚げ衣]
下地用の粉 片栗粉 50g(適量)、バッター液 片栗粉 40g、薄力粉 40g、水 60~70cc、揚げ油(サラダ油) 適量
[添えるもの]
和さんしょうの粉 適量

作り方

  1. 下準備
    • レンコンは、表面をきれいに洗い、皮を剥かずにスライサーで約2㎜の厚さに輪切りにする。
      (120g分)その後、水にさらしておく。切れ端は肉の具用に15gぐらいをみじん切りにする。
    • 玉ねぎ30g、にんじん15g、ごぼう15gは、この分量だけをみじん切りにして一つにまとめる。※以後、材料A
    • 付け合せ用の玉ねぎ80gは、1㎜幅の半月切りにして、にんじん15gは2㎜幅の千切りにする。
      その後、一つにまとめて水にさらしておく。※パセリは形のまま使う。
    • 木綿豆腐は、ザルやキッチンペーパーでくるんで水気を切っておく。
      ※短縮法で、キッチンペーパーでくるみ、皿にのせて電子レンジで2~3加熱する。その後、冷ましておく。
    • ピーナッツは、ミルサーかすり鉢で細かく砕いておく。
    • 調味料は、田楽みそ、もろみみそ、豆板醤、醤油を一つに合わせておく。※以後、材料B 塩は別にする。
    • バッター液用の片栗粉と薄力粉と水をボールに入れて、泡だて器でよくかき混ぜておく。
  1. 肉のタネ作り
  2. 1
    鶏ひき肉60gと水を切った木綿豆腐60gと塩1gをボールに入れて、粘り気が出るまでよく混ぜ合わせる。
  3. 2
    粘り気が出たら、材料Aと材料Bとおろしにんにく、しょうがをそのボールに入れて全体がなじむようによくかき混ぜる。レンコンと肉のタネをはさみ、ミルフィーユ状にして成形する
  4. 3
    輪切りにスライスしたレンコンの水気を切り、レンコンを4枚まな板か皿の上に置く。
  5. 4
    肉のタネを30g~40g取り、約1/3ずつに3等分する。(輪切りレンコンの直径に合わせて30g~40gの量に変える。小さいのは30g、大きいのは40g)
  6. 5
    1枚のレンコンの上に3等分中の1つをのせて、レンコン全体にできるだけ均等に広げる。さらにその上にレンコン1枚をのせて、肉のタネを1つのせて均等に広げるという工程を3回行い、レンコン4層、肉タネ3層の 合計7層で1個のものを作っていく。
    ※レンコン→肉タネ→レンコン→肉タネ→レンコン→肉タネ→レンコンのように重ねる。
  7. 6
    材料全部、ミルフィーユ状に成形する。成形したものに揚げ衣をつけて揚げる
  8. 7
    成形したものを最初に下地用の片栗粉を全体にまんべん無くつけて、次に作ったバッター液にまんべん無くつけて、160℃前後の揚げ油で4分間揚げる。
  9. 8
    揚がったら、油を切っておく。
  10. 仕上げ
    ミルフィーユ揚げを半分に切り(好きな食べやすい大きさ)、付け合せ用の玉ねぎとにんじんの水気を切り、皿に盛りつけて、パセリも添えて完成です。和さんしょうの粉は、お好みでミルフィーユ揚げにつけてお召し上がり下さい。

作者/作者コメント

つくば栄養医療調理製菓専門学校 栄養士学科 松川 剛さん

茨城県出身なので、茨城を代表する食材ということで、9~10月が旬を迎える”レンコン”を主役となるようなおつまみを作りたいと思い考案しました。
また、同じ時期に旬を迎える地元の野菜なども使いたいとも思い材料に加えました。それで、レンコンと野菜が中心の材料で焼酎に合いそうな料理で最初に浮かんだのが「レンコンのはさみ揚げ」でした。ですが、従来のはさみ揚げだと私が思っていた食感にならずイマイチだったことと、独自性が無く面白くなかったため、レンコンを薄くスライスしたものを重ねて層にしたら・・・食感が良くなりおいしくなると思い試行錯誤し、ミルフィーユ揚げが完成しました。

さらに焼酎と合うように和食テイストにして豆板醤の辛味と旨味をアクセントとすることで本格焼酎に負けない味付けにしました。そして、粉さんしょうのピリッと感とさわやかな風味をお好みで追加することで食べ飽きないようにすることも考えました。
また、付け合せの野菜との相性も良いので、ミルフィーユ揚げと一緒に食べてもまた違う感じでおいしいと思います。

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