味わい彩辞

ajiwai12_tmb -第12回- かぶ

今回は本格焼酎、泡盛に合う「かぶ」を使ったレシピを紹介します。

実の部分はビタミンCやカリウムが多く、消化酵素のアミラーゼが含まれるため、胃もたれや胸やけに効果があります。実よりむしろ栄養価の高い葉の部分は、カロテン、ビタミンB群、ビタミンC、カルシウムが豊富に含まれている緑黄色野菜なので、色が変わらないうちにゆでたり、炒めたりしてムダなく食べ切りましょう。

「かぶと鶏肉の煮物」

材料(2人分)

  • かぶの実2個
  • かぶの葉1個分
  • 鶏もも肉100g
  • 市販の白だし50ml
  • 50ml

かぶの実は、葉を落として皮をむき、くし型切りにする。鶏もも肉は食べやすい大きさに切る。市販の白だしに水を合わせてかぶを入れ、煮立ってきたら鶏を加えて落とし蓋をしてかぶが透明になってくるまで煮る。最後にかぶの葉を3cmくらいに切って入れ、火を通す。

「かぶの和え物」

材料(2人分)

  • かぶの実2個
  • かずのこ30g
  • いくらのしょうゆ漬け20g
  • 少々

かぶの実は薄切りにして塩をふってもむ。しんなりしたら水気を絞る。正月に残ったかずのこといくらのしょうゆ漬けと和えて、あればゆずの皮のせん切りを合わせる。

かぶの葉活用法

かぶの葉は、細かく刻んで冷凍し、みそ汁の実にしたり、細かく刻んでから塩を軽くふり、ポリ袋に入れて簡単漬けに。冷蔵庫で保存し、食べる時にしょうゆ、かつおぶしをまぶしてご飯の上にのせる。刻んだ葉をじゃこと炒めてしょうゆをまぶして常備菜にも。

(食文家 ひらのあさか)

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