味わい彩辞

ajiwai15_tmb -第15回- たこ

今回は本格焼酎、泡盛に合う「たこ」を使ったレシピを紹介します。

たこは低脂肪で、たんぱく質、ミネラル、タウリンを多く含みます。タウリンはコレステロールを排出し、血圧の調節、肝機能の改善、視力の維持など、機能性が注目されています。火を通し過ぎると硬くなるので、強火でさっと加熱するか、弱火でじっくりと時間をかけて煮ると柔らかくなります。これは筋繊維が部分的に切れることによるものと考えられています。

「たこのアンチョビマリネ」

材料(2人分)

  • ゆでだこ200g
  • オクラ4本
  • パプリカ赤1/2個
  • アンチョビフィレ1.5枚
  • 白ワイン小さじ2
  • オリーブオイル大さじ1
  • しょうゆ少々

ゆでだこは食べやすい大きさに切って、白ワインをふってもむ。オクラはがくを取り、さっとゆでて粗熱を取り半分に切る。パプリカ赤は細切りにする。アンチョビフィレはちぎって、オリーブオイル、しょうゆを合わせて、たこ、野菜を加えて和え、冷やしてから食べる。

「たこのさっと煮」

材料(2人分)

  • ゆでだこ200g
  • ねぎ10~12cm
  • 市販のめんつゆ50ml
  • ごま油大さじ2
  • 山椒適宜

ゆでだこは乱切りにしておく。できるだけ甘くない市販のめんつゆを使い、さっと煮る。ねぎは5~6cmに切り白髪ねぎにして水にさらしてぱりっとさせる。たこの上に白髪ねぎをのせ、ごま油を温めて上にかけ、好みで山椒の粉をふる。

「たことゴーヤ、甘夏の和え物」

材料(2人分)

  • ゆでだこ100g
  • ゴーヤ半分
  • 甘夏1/2個
  • 三杯酢60ml

ゴーヤは薄切りにして塩をふっておく。甘夏は薄皮をむき、ほぐす。ゆでだこはそぎ切りに。具材を三杯酢で和える。

(食文家 ひらのあさか)

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