カラダに元気!

~第10回~ ストレス社会に貢献する

今回は、医師であるとともに、なんとシャンソン歌手でもあるという、
宮薗洋子先生にお話を伺います。

宮薗洋子先生

内科医・歌手 宮薗洋子先生

青森県出身。千葉大学医学部卒業。虎ノ門病院、サン虎ノ門クリニックを経て、現在新宿にある榊原記念クリニック分院検診センター勤務。一方、虎ノ門勤務時代から歌のレッスンを始め、1985年「銀巴里」のオーディションに合格。現在は、医師であると同時に、シャンソン歌手としてライヴやコンサート活動を活発に行う。

~第10回~ ストレス社会に貢献する

「百薬の長」ともいわれるお酒の効果は様々ですが、もっとも大きな効用の一つは、ストレスの解消だと思います。現代の日本はストレス社会と言われています。特に日本人はストレスを抱えたまま発散できずに、内に秘めてしまいがち。これが重なると体にも大変な悪影響を及ぼしてしまいます。ため込まないうちに発散することが大切なのです。

適量の本格焼酎や泡盛は、緊張をほぐし、リラックス効果があるため、心身の健康を保つのに役立ちます。ほろ酔い気分になり、本音で話し合って、誤解がとけ、気分が晴れることもあります。これはストレス社会においてとても大切なこと。ほろ酔い程度なら、毎日飲んでもいいくらいです。ただ、飲みすぎると二日酔いの原因にもなりますので節制が必要。そもそもアルコール自体はいい働きをするのです。摂取量の問題ですよね。適量を守ることを大前提とするなら、心にも体にも良いと思います。

ほろ酔いなら毎日でもいいの?嬉しい!

私は、内科医ですが、同時に十五年程前からシャンソン歌手として、ライヴやコンサート活動をしています。歌い始めた頃は、ミュージシャン仲間とバカな飲み方をしていましたが、生活習慣病の予防に深く関わっている間に、患者さんに対する忠告を自分でも実践するようにしてきました。最近飲むのは、ステージの後や家族と食事する後くらい。気分が高揚して、ストレスが解消され、明日への活力につながります。また血管の動脈硬化を防ぐ効果がある点で、適量の本格焼酎や泡盛は、病気の予防にも役立つと思います。

適量というのも個人差がありますが、だいたいビールだと大ビン一本、日本酒なら約一合、本格焼酎のお湯割りで二~三杯くらいです。特に本格焼酎や泡盛は、お湯や水で濃さを調節できるので、自分のペースで、またその時の体調に合わせて調節できます。南国のヘルシーな郷土料理と合わせて、楽しく飲めるお酒としておすすめします。

やっぱり、本格焼酎はカラダにいいのねー。
じゃ、今日もほろ酔いしちゃいますか。
それでは先生、どうもありがとうございました。

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