カラダに元気!

~第12回~ 美味しく健康的な飲み方

宮薗洋子先生

内科医・歌手
宮薗洋子先生

前回に引き続いて、
医師であるとともにシャンソン歌手でもあるという宮薗洋子先生にお話を伺います。

~第12回~ 美味しく健康的な飲み方

今回、日本酒造組合中央会発行の小冊子「本格焼酎と泡盛 ヘルシーサイエンス」を読ませていただき、本格焼酎や泡盛には、様々な健康効果があることが分かりました。特に、血栓症の病気が多い日本人に、血栓溶解効果があるといわれる本格焼酎や泡盛が注目されるのも、納得がいきます。

先生が飲めなかったなんて、すごく意外!

私自身、実は大学に入った頃は、全く飲めなかったんです。コンパの時に、すぐ真っ赤になるのが恥ずかしくて、家で飲む練習までしていました。それで少しずつ強くなっていったんです。卒業して病院で働き始めた頃、医学の限界を目の当たりにして悩みました。また子育てにも追われ、それがストレスになったのか、酒量がまた増えていって。一時は、台所にお酒のボトルを置いて、食事の支度をしながらカパカパ飲んだりしていました。「このままじゃ、食道ガンになるな」と思ったりして。そんな時、友人の紹介で歌のレッスンに通うようになったんです。大声で歌うだけでストレスが消えました。

宮薗洋子先生

一九八四年、念願のライブハウス・銀巴里のオーディションに合格、本格的に歌を歌うようになりました。ですから、内科医と歌手の生活を続けて、もう十五年以上になります。当時はステージが終わってから、他のプレーヤーやお客さんと飲んだり食事したり、不摂生な生活をしていたんです。そしたらみるみる太ってしまいました。それで、深夜はなるべく飲食するのをやめました。今は、毎日のクリニック勤務に差し支えのないように、時々ナイトキャップ程度に、また、月に四~五回の歌の仕事が終わった後に、仲間と少し飲む程度に落ち着いています。

私の夫は鹿児島の出身で、お酒といえば芋焼酎なんです。最初飲んでみた時は「なんて臭いお酒だろう」と思いましたが、慣れると素材の香りを楽しめるようになります。気の合う友や、家族と飲むことも多いですが、私は、お酒の場に仕事の話は持ち込まないように心がけています。飲むときは、その時を徹底的に楽しむ。それが一番美味しいし、健康的な飲み方だと思います。これからも、いろいろな本格焼酎や泡盛を、楽しくいただきたいと思っています。

今はシャンソン仲間とゆっくり楽みながらなんて…
宮薗先生ってとってもステキ!
それでは先生、どうもありがとうございました。

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