-第10回- チンゲン菜
今回は本格焼酎、泡盛に合う「チンゲン菜」を使ったレシピを紹介します。
日本で最もなじみの深い中国野菜のチンゲン菜は、カロテン、ビタミンC、Eなどビタミン類が豊富で、強い抗酸化作用があります。がんや生活習慣病予防に、またカルシウムや鉄などのミネラル類も多く、栄養価が高い。アクが少ないので下ゆでの必要がなく、油と一緒に摂ることで、ビタミンやミネラルの吸収率がよく、たんぱく質と合わせるとカロテンやカルシウムの吸収率が高まります。
「チンゲン菜のうま煮」
材料(2人分)
- チンゲン菜2株
- しいたけ3枚
- 油揚げ1枚
- だし汁80ml
- 市販の白だし40ml
- 砂糖少々
- ごま油大さじ1
- 片栗粉大さじ1~2
チンゲンは葉と茎に分けて食べやすい大きさに切る。しいたけは軸を取りそぎ切りに。油揚げは油抜きをしてから短冊切りにする。
鍋にだし汁を熱し、市販の白だし、好みで砂糖少々を加え、油揚げ、しいたけを煮て、チンゲン菜の茎、葉の順に煮て、最後にごま油をたらして、水溶き片栗粉でとろみをつける。
「チンゲン菜と春雨の炒め物」
材料(2人分)
- チンゲン菜2株
- 春雨30g
- 鶏ひき肉50g
- にんにく一かけ
- しょうが一かけ
- ごま油小さじ2(炒め用:小さじ1+最後にたらす分小さじ1)
- だし汁80ml
- 市販の鶏がらスープのもと大さじ1
- 水40ml
- オイスターソース少々
- 片栗粉大さじ1~2
春雨は熱湯でもどす。チンゲン菜は食べやすい大きさに切る。にんにく、しょうがはみじん切りにする。フライパンにごま油を熱し、しょうが、にんにく、鶏ひき肉を炒め、市販の鶏がらスープと水を合わせて加え、オイスターソースを少々入れて煮る。仕上げに水溶き片栗粉を入れて、最後にごま油をたらしてよくかき混ぜる。