カラダに元気!

~第1回~ 「本格焼酎と泡盛」の血栓症予防効果

最近「本格焼酎と泡盛」フリークの私ですが、美味しいだけじゃなくってどうやら健康にイイらしいぞ!?って何となく噂で聞いて興味津々!だけど、一体どうしてカラダにいいの?そんな私の質問にわかりやすく答えてくださる先生は須見洋行倉敷芸術科学大学教授です。

みなさんも、私と一緒に美味しく飲んで健康になりませんか?

須見洋行先生

医学博士 須見洋行先生

1945年 奈良県生まれ。徳島大学医学部大学院終了。シカゴ・マイケルリース研究所在外研究員、宮崎医科大学、岡山県立大学助教授を経て、97年に倉敷芸術科学大学教授に。専門は血栓症の研究で、本格焼酎・泡盛に血栓溶解物質があると発表し、注目を集める。納豆やナマコの研究でも知られ、テレビや雑誌等でも活躍中。

~第1回~ 「本格焼酎と泡盛」の血栓症予防効果

血液の循環がよくなると体にいいということは誰でも想像できますが、血液の循環で最も問題になるような病気、たとえば、心筋梗塞や脳梗塞のような太い血管が詰まって起こるような病気は、食べ物や飲み物が関係していることが最近の研究でわかっています。

血栓症の痴呆症にも効果があるの!?

日本人の場合、60歳を超えるとほとんどの人は血管が詰まりますが、最近社会問題にもなってきた老人性痴呆症の60%が血液の循環の病気、つまり血管が詰まって起こる血栓性の痴呆症です。
この血栓性の痴呆症もまた、私たちが毎日摂取する食べ物や飲み物に起因し、特に酒類と密接な関係も明らかになってきています。

心筋梗塞は初期段階では、心臓が苦しかったり右肩が凝ったりする時に起こることがあります。ほとんどの人はこれが心筋梗塞の初期症状とは気づかないままでいるケースが多くみられます。
つい先日、40代の知人の男性から「胸が痛いから、ひょっとすると心筋梗塞の初期症状かもしれない」と、電話がかかってきました。翌朝、今度は奥様から「主人は入院して、今、集中治療室にいます」と、電話がありました。驚きましたが、心筋梗塞の場合にはこういうことはよくあることです。

私たちの心臓は4本の血管に守られていますが、この男性はそのうちの3本の血管に血栓ができ詰まっていました。2本詰まっても自覚症状がないのでわかりません。
この男性は運よく助かりましたが、入院するまでに髪の毛が柔らかくなって、全身の皮膚も老化してきたように感じていたようです。

この男性に限らず、血栓ができて血管が詰まれば、体のあちこちに影響が出てきます。この血栓を溶かして血液の循環をよくするウロキナーゼの活性作用が、本格焼酎と泡盛にはあります。なお、本格焼酎の血栓予防効果は、アルコール以外のところにあるので、飲めない人は沸騰させてアルコールをとばしても同様の効果が得られます。本格焼酎は料理にも合いますので、料理に使ってみてはいかがでしょうか。

フムフム、本格焼酎と泡盛って血栓症を溶かすパワーがあるのね!
お料理に使っても効果があるのもウレシイ!
先生どうもありがとうございました。

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