第42回 FOODEX JAPAN 2016 世界に向けて本格焼酎・泡盛を発信!
日本酒造組合中央会は、3月8~11日、幕張メッセで開催されたアジア最大の食品・飲料展FOODEXに今年度も出展した。
終日盛況だった会場
外国人講座コーナーで解説を聞き、おつまみと一緒に試飲する来場者
『本格焼酎と泡盛には故郷がある世界に誇る日本の國酒』とテーマを掲げた会場には、世界ブランドの壱岐・球磨・薩摩焼酎、琉球泡盛、地域認定ブランドの奄美黒糖焼酎・博多焼酎・大分麦焼酎・宮崎の本格焼酎、そして東京島酒などのコーナーが組まれ、過去最大の177蔵、597銘柄が出展。食中酒としての相性も体験できるよう、特産品などのおつまみも紹介された。
外国人来場者へは通訳スタッフが、講座ビデオも用い基礎知識を解説。「飲み方いろいろコーナー」でもスタッフが情報を提供。料飲店関係者は「飲んで旨いと思った焼酎だけを揃えています。試飲もし、色々知ることもできて新たな銘柄を提案できます」と話していた。
来場者インタビュー
酒販店社長/上原氏(右)
「麦焼酎、芋焼酎一辺倒買いから、原料も銘柄も選ぼうというお客様が増えています。油っこい料理には熟成させた米焼酎と泡盛が一番合う。酒販店には様々な魅力を伝える努力が求められていますね」
台湾輸入業主任/エン氏
「台湾は米の文化の国なので、米焼酎が一番違和感がなく楽しめます、特に軽快な飲み口の銘柄が好きです」
料飲店経営/ファン氏(右 中国人)
「中国の酒とは全く違う、初めて経験する深い味わいです」
ヘルシンキ蒸留酒製造所 社長(右)ホロハン氏
「焼酎の製法は独特で、2度仕込むのは日本的ですね。麦焼酎が旨い!」