第22回 満月の夜、泡盛を発信!『都庁で泡盛フェス』
沖縄県酒造組合は、9月9日、都庁45階南展望ラウンジ「東京カフェ202」で、東京泡盛会が主催した同イベントを共催。月を頂く高層ビル群の夜景を背景に、泡盛の宴が繰り広げられた。
地上202mのカフェ
現在沖縄県に5つ、県外に29、香港に1つ、計35の県酒造組合公認の泡盛の同好会があり、各々オピニオンリーダーが自主的に運営にあたり、泡盛の普及を目指して広く参加者を募るイベントを開催している。同組合ホームページに開催日程が随時掲載され、蔵元も出展し、組合も全面的にバックアップしている。中でも1980年発足という県外では最古の歴史を持つ東京の会が再結成され、2年ぶりにイベントを開催した。
開会では玉那覇組合会長が「泡盛は世代を超えて500年愛されてきた日本最古の蒸留酒であり、最上のコミュニケーションツールです。今宵集った方々を楽しく繋げていくと思います」と挨拶した。
会場には、17の蔵元が約40銘柄を出展。沖縄民謡も響くなか、約200人の来場者は試飲を重ねていた。一人で参加の女性は、「これまでも参加してきましたが、こんなに泡盛をしっかり試飲できる会は他にありません。蔵元さんからお話を聞くのも楽しみです」と話していた。
東京泡盛会の白井氏は「今後は小さな会も実施して、泡盛に熱い人達が集う場を創っていき、東京で泡盛ファンをもっと増やしていきたい」と抱負を語った。
ギャラリー
幅広い年代層の参加者で熱気に包まれた会場
沖縄民謡も演奏された
泡盛の女王と記念撮影
玉那覇美佐子氏