第30回 FOODEXJAPAN 2015で國酒、本格焼酎・泡盛をアピール
日本酒造組合中央会は、3月3〜6日、幕張メッセで開催されたアジア最大の食品・飲料展FOODEXに出展。来場者に本格焼酎・泡盛をアピールした。
イメージを一新した、パネル塔が印象的なデザインの会場
味わいの違いを確かめる来場者
ブースには『世界に誇る日本の國酒 本格焼酎と泡盛には故郷がある』とテーマが掲げられ、世界ブランドの壱岐・球磨・薩摩焼酎、琉球泡盛、地域認定ブランドの奄美黒糖焼酎・博多焼酎・大分麦焼酎・宮崎の本格焼酎、そして東京島酒などのコーナーが組まれ、各地の伝統の酒器や特産品をおつまみとして出すなど、多彩な風土と食との相性もアピールした。
会場には約530銘柄が出品し、英語表記の説明も表示され、外国人来場者への対応もはかられた。風味の違いを飲み比べる「飲み方いろいろコーナー」も設置され、ソーダ割りなどの割物も人気で、来場者は「同じ銘柄でも様々に楽しめますね。」と話していた。
来場者インタビュー
流通業代表 B.ジョージ氏
「7年前に来日し、ウィスキーから焼酎党になりました。味わいを楽しみたいので、ストレートで飲んでいます。今日は色々な原料を試飲してみます。」
酒販店リーダー 富倉氏
「沖縄の風土とともに泡盛が一番好きですが、ここには銘柄も多数出されていて、比べながら確認できる、いい機会です。」
中国輸出業主任 多田氏
「焼酎は中国では高価なお酒になるので、贈答品としての戦略が必要だと思っています。焼酎を國酒としてもっとアピールしていきたいですね。」
料飲店店長 今井氏
「若い人は量を飲まないし、カクテルを好む女性が多いです。焼酎は多彩なので、色々な飲み方でトライしてほしいですね。」