第2回 本格焼酎・泡盛の産地風土 世界に認められたブランド力、アピール!
-FOODEX JAPAN 2012-
日本酒造組合中央会は3月6~9日、幕張メッセで開催された世界75ヵ国が参したアジア最大の国際食品・飲料展FOODEXに本格焼酎・泡盛ブースを出展。7万人を超えた来場者に日本の蒸留酒を情報発信した。
FOODEX会場中央に最大のスペースで組まれた本格焼酎・泡盛ブース
世界ブランドとなった本格焼酎の各ブース風景
会場は、『本格焼酎と泡盛には故郷がある』というテーマのもと、世界貿易機構WTOのトリプス協定に基づく地理的表示の産地指定を受け、世界ブランドとなっている壱岐・球磨・薩摩焼酎、琉球泡盛、特許庁が公認した地域団体商標ブランド、そして東京の島焼酎など、産地ごとのブースが組まれ、本格焼酎・泡盛の風土とブランド力を全面に打ち出し、アピールした。
盛況だった本格焼酎・泡盛ブース
500点に及ぶ銘柄が出展、試飲でき、スタッフが選んだお勧め銘柄10本ほどが入れ代わる日替わり試飲コーナーも設置され、お湯割りコーナーでは割る割合を変え味わいを試飲できる工夫がなされ、常に満席という盛況ぶりだった。
来場者は各ブース、各コーナーを順に回り試飲を楽しみ、蔵元と話し込む姿が多く見られ、外国人の来場者も多数訪れ、試飲を重ねていた。
全国各地の銘柄が並んだ会場
外国人来場者も熱心に試飲
好評だった日替わり試飲コーナー
試飲してまわる来場者
泡盛の女王も登場しPR
来場者インタビュー
気に入る銘柄を掲げて蔵元と笑顔の百貨店
立野真弓氏(中央)
「同じ原料でもこんなに違う味わいがあるなんて驚きです。いっぱい試飲します」
芋焼酎を試飲したイタリア人ラーラ・トリテェッリ氏(右)
「とてもデリケートで、複雑な味わいですね。香りもいいです」
会社仲間と試飲を重ねていたイタリア人ジアコモ・リガス氏(中央)
「本格焼酎は蒸留酒とは思えないまろやかさですね、ウィスキーよりGood!」
お湯割りを試飲したフィンランド人 カイ・オッティオ氏(右)
「お湯で割って飲むお酒は初めてです。美味しくてびっくりです」
酒販店 渡辺信一氏
「銘柄が多い。試飲選ぶのが大変です。スタッフが勧める銘柄のコーナーがあるのはいいですね」
料飲店 姉歯隆次氏
「もっと本格焼酎・泡盛のことを知りたい。泡盛も十分飲みやすいんですね」
料飲関係者 芳澤ルミ子氏
「原料も産地も多彩で、色々試飲出来てうれしいです。貯蔵された銘柄も味わいありますね」