第21回 FOODEXJAPAN 2014で本格焼酎・泡盛の風土、ブランド力をアピール
日本酒造組合中央会は、3月4〜7日、幕張メッセで開催されたアジア最大の食品・飲料展FOODEX(国内外2800社出展)に本格焼酎・泡盛ブースを出展した。
産地の祭りや風景ののぼりが風土をアピール
ワイングラスで香りを確かめながら試飲
『本格焼酎と泡盛には故郷がある 日本の國酒 本格焼酎&泡盛』とテーマを掲げたブースには、世界ブランドの壱岐・球磨・薩摩焼酎、琉球泡盛、地域認定ブランドの奄美黒糖焼酎・博多焼酎・大分麦焼酎・宮崎の本格焼酎、そして東京島酒などのコーナーが組まれ、約7万6千人の来場者に本格焼酎・泡盛をアピールした。
553銘柄が並んだ会場では、試飲スタンプラリーやボトルデザイン選びも実施された。ライムジュース割りなどの割りモノやワイングラスでの飲み方などを提案した「売り方提案処」も人気で、「本格焼酎・泡盛の新たな魅力を発見しました」という声も多く聞かれ、会場は終始、大盛況だった。
来場者インタビュー
酒販店店主 人見氏(右)
「できる限り、これはと思ったら試飲し、蔵元へも出向きます。自分で旨いと確信した銘柄しか売らないので、焼酎の試飲イベントは貴重です。」
料飲店代表 谷口氏
「銘柄を絞り入替えています。甕で前割りした焼酎は好評で、違いを味わったお客様からおかわりの注文がきます。焼酎も味わいを提供する時期にきたと思っています。」
食品酒販店店主 小池氏(右)
「ネット購入や、家飲みなどお酒全般が内向き傾向です。買う楽しさ、皆で飲む楽しさを伝えるには、提供する方も知らないと…。こうした機会は大切ですね。」
ホテルマネージャー 茂木氏(右)と同僚の方
「オリンピックもあり、これからグローバルな視点で國酒としての焼酎を紹介し提案していきたい。今日は資料もいただけ、蔵元さんからのお話も伺えて、大変参考になりました。」
フランス料理店マネージャー イルベイ氏(右)とパティシエ ジャスチンさん(左)
「本格焼酎・泡盛は、蒸留酒とはおもえないデリケートな味わいですね。」「フランス菓子造りにも使ってみたいですね。繊細で、インスピレーションが湧きます。」