焼酎ニューヨークスタイル

ny-style46_thumb PRAY FOR KUMAMOTO SHOCHU’S DAY


5月10日、うみのいえにて「PRAY FOR KUMAMOTO SHOCHU’S DAY」が、開催されました。
今回もStephen Lymanが、自身のブログやSNSを通じて大分、熊本で地震の災害に遭った方々に地震救援基金を送りたいという気持ちから、主催をしてくれました。

熊本、大分の焼酎数種と、あご出汁を使った九州料理のおつまみ。そして今回は彼が熊本関連の商品を、自身で用意してくれました。

焼酎は熊本の米焼酎2種。1本は日本酒教母で作られたもの。水やソーダで混ぜる方が多くとても飲みやすく、うみのいえでは紫蘇を漬けてインフュージョンにしたりします。もう1本はグリーンのボトルで少し果物バナナやメロンっぽいフレーバーがあり人気のもの。大分の麦焼酎は白麹でとても飲みやすく、ロックで飲むのに適したものと、もう1本は樽で熟成させているのでウイスキーっぽい琥珀色で、少しバニラの匂いを感じさせるもの。そしてアメリカ人にも好まれているドライな芋焼酎1本。それぞれボトルは$60。$20が寄付され、グラスでは$7のうち$2寄付されます。ほとんどのお客様はたくさんテイスティングするため、グラスでのご注文が多く見られ、気に入った一本を見つけ初めてボトルをキープしてくれるお客さんもいらしゃいました。

食事は、出し巻き卵や、唐揚げ、ゴーヤチャンプル。五島うどんが大好評。

たくさんの方々が焼酎を通じて九州、今回の地震で被害にあった方々に寄付をしてくださり、本当に嬉しかったです。
私自身も、とにかく皆さん無事でいてほしい!っと、願いながら地震後しばらくしてからですが、数社蔵元さんにメールをしました。

連絡先のわかる範囲でしたが、皆さんご無事でホッとしました。ある蔵元さんは、熊本地震で大きな揺れのために冷蔵庫の中のものが飛び出るほどだったそうですが、家族、蔵も共に幸いにして大きな被害もなく仕事はできているとの事。しかし熊本市内の従業員の方は自宅のダメージがひどく、中には避難所暮らしや、県外避難の方もいらしたそうです。ほとんど地震もないNYに長く住んでいると、地震の怖さを忘れがちですが、震度の大きいものは体験していなくても、実際日本で味わう地震の恐ろしさをひしひしと思い出しました。

いまだ余震は続いていて約20万人近くの方が震災にあい、大災害は一時的なものではなく、息の長い支援がこれから重要になってくると思うのでこれからも 微力ですが出来る限り協力し、応援していきたいと思います。

5月最後の月曜日は、この日を境に夏本番に向けてスタートするとアメリカでは言われている。メモリアルデー(戦没追悼記念日)があります。

戦没者の基地がある所では、追悼式やパレードが行われます。この週末には家族が集まってバーベキューをしたり、出店?日本でいう屋台が出たりします。

夏らしくパイナップルのカクテル、ピナコラータの出店がたくさん出ていたので紹介します!アメリカらしく大きなお肉をガッツリ焼いたり、コーン丸ごと焼いたりと凄く賑わっています!楽しい夏の始まりです!

ライター 奥井美佳

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