焼酎ニューヨークスタイル

ny-style34_thumb 大好きなアスパラガスの季節がやって来た!!!

3月の終わり頃から蕾がちらほら。
マンハッタンにも桜の木が沢山あるのです。
私の家の近く、ローワーイーストサイドの公園にも奇麗な桜が毎年咲きます。

日本の様に桜の下。お花見がしたくても外でお酒を飲む事が出来ないので、NYでお花見宴会は出来ませんが、夕食、お薦めメニューに春らしくした”いなり寿司”を作りました。春をお皿にも!日本人の方にには懐かしさもあり人気ですが、あまり”いなり寿司”になじみのないニューヨーカーにも美味しい!っと、大好評です。お寿司屋さんではないけれど、たまに食卓に並ぶ物を知ってもらう良い機会でした。

そして、このいなり寿司に合わせて飲むのに考えたのが、紫蘇を焼酎に漬けた紫蘇焼酎。インフュージョン(しみ込ませた/漬け)焼酎です。約1ヶ月程つけ込みます。お店の自家製。他のお店では見かけたことがないので、マンハッタンではうちのお店だけかもしれないです。あまりにハマってしまって「ボトルで買いたい!」っと、言ってくれる人もいました。「最初の飲み始め、慣れていないので、ん?!っと思ったけれど、飲んで行くうちにうまみが増して来る。すっごく美味しい。」っと、常連のMATT君。SHISOも知れ渡っている日本の植物ですね。

そして4月桜は満開に。桜も散って5月も半ばになる頃、ユニオンスクエアのファーマーズマーケットには、冬の間ほとんどジャガイモしかなかった所から、やっと緑の野菜が増え始めます。その春の始まりを教えてくれるのが、ツーンとぱりっとした緑のアスパラガスです。
野菜がメインのテントには何処も元気なアスパラガスでいっぱいです。
アスパラガスはユリ科の植物で、地上に伸びてくる新芽の茎を食用とします。種を植えてから2年から3年たたないと収穫できるまでにならないそうです。あの長さになるのに2、3年!自然の恵みから栄養を吸収して育っていると思うと、食べるのが愛しくなります。その後10年間くらいは同じ株で次々と芽が出てくるそうです。凄いなアスパラガス!

アスパラガスの美味しさ、歯ごたえ、香りを楽しんで欲しいのでシンプルにオリーブオイルで炒めます。
少しワインを入れて蒸し、味付けは塩だけ。これだけでも本当に美味しいです。
旬のもの。採れたての新鮮な野菜は本当においしいです。アスパラガスが大量に売られなくなると夏がやってきます。
NYに住んでいても野菜で季節が分かるのは嬉しいことですね。
焼酎のサングリア、紫蘇だけではなくコーヒー紅茶、杏、苺、桃などのインフュージョンなどこれから漬けてクラッシュアイスで飲む準備に取りかかります!夏が待ち遠しい!

ライター 奥井美佳

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