焼酎ニューヨークスタイル

ny-style16_thumb 『Champagne&Sake Small Portfolio Tasting』

NYの冬。
風が吹くと冷たさで顔が痛くなり、耳が凍ったみたいにひんやりとするこの季節。レストランに入るだけで温かくて幸せな気分になります。
10月11月とテイスティングイベントが多かったのですが、今回は“Champagne&Sake Small Portfolio Tasting”。
ミッドタウンMADISON AVENUEの29&30STでDSMerchants主催で行われました。
会場には殻付き生牡蠣をその場で開けてくれるおつまみ。全員スーツを着て、シャンパンをサーブしてくれる方々。会場は日本のイベントとは少し違った高級な雰囲気でした。
日本酒、焼酎、10種類以上あるシャンパン。
シャンパンは各社、飲み方には順序があるらしく、順番に並びながらすべて飲むシステム。初めて飲む物も多く、とても勉強になります。
そして日本酒、焼酎。こちらは見慣れている物から、新しい物まで、続々とNYに出荷されている事がわかります。焼酎は味の濃い物、ウイスキーっぽい感じのものや、度数の高い物に人気がある様に思えました。

私は、ユニオンスクエアで毎週4回ひらかれるファーマーズマーケットへ必ず出掛けるようにしています。
NY近郊で採れる新鮮なオーガニック野菜、果物。夜に釣られ、朝に売られる新鮮なお魚。新鮮な卵、ソーセージ、ベーコン、生パスタ、ベーキングされたスウィーツ、バゲット。はちみつから牛乳。お花も。NYの季節を感じられるのはこういった所があるおかげ。レストラン関係者にも人気が高く大量買いする人達も沢山見かけます。
根菜がおいしくなる冬、日本ではあまり見慣れない小さめのジャガイモを蒸して焼酎に合う一品を作りました。
ジャガイモを蒸し、ゆで卵とアンチョビとマヨネーズ、塩胡椒を混ぜ合わせ、生タマネギとキュウリをスライスし混ぜる。とても簡単な料理ですが、アンチョビのしょっぱさと、しっかりとして凝縮された味のジャガイモのコンビネーションはこちらの常連様に、焼酎に良く合う!と、好評の一品です。
新しく入荷された米焼酎に合せて作ってみました。
熊本で作られるこの焼酎は、すっきりしていてほのかにラムネの様な懐かしさが感じられ、上品なお米の風味。口当たりがさわやかでアメリカ人女性に人気があり、ボトルで頼む方も。芋焼酎が好きなお客様にも人気があります。
この他に、琥珀色の焼酎に人気が出てきました。ウイスキーの様な感覚で、それでいて味がきつくなり過ぎないのが魅力なんだとか。
焼酎カクテルでスッキリと。シンプルに焼酎を楽しむのがNY。なのかもしれません。

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ライター 奥井美佳

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