焼酎ニューヨークスタイル

ny-style10_thumb NYの食事事情と本格焼酎

日本食は寿司、天ぷらだったNYの食事事情もどんどん変わって来ていると感じます。
ラーメンの進出も大きいのですが、麺文化。うどん、そばも定着しています。
出汁やスープのおいしさがどこまで分かっているのかは不思議な所ですが、うみのいえ定番の五島うどんはあご出汁を使い、あっさりめの出汁ですがとても人気があります。
麺は他の太さのあるうどんとは違い、椿油を使っているせいか、つるっとした食感で癖になるのかもしれません。

お寿司にはお酒。これも定番でしたが、最近のレストランには焼酎を置いている所も多く、NYの方達もグラスで飲んでいるのをお寿司屋さんで見つけると、つい声をかけてしまいます。どうしてお酒ではなく、焼酎を選んだのか。。。ほとんどの方は日本通(日本に行った事がある、又は日本好き)シェフに勧められたり、ソムリエに薦められたり。『焼酎はたくさん飲み過ぎなければ二日酔いがないし、ずっと飲み続けられる。お酒よりも次の日残らない気がする。』『氷で割って飲むと身体に良い気がする。』っと、良く耳にします。
焼酎を外国の方に試してもらう時、芋やそばは癖があって受け入れられにくいんじゃないかと思っていましたが、お酒の強い方にはやはり癖になるようで、同じ銘柄を常にボトルキープ!という現象が起こります。
そしてカクテルも人気です。焼酎を季節のフルーツでサングリアにしたり、抹茶、生姜、紫蘇を使ったカクテルは常に人気があります。カクテルを飲んだ後、食事をしながらまたお酒を飲む。食事をした後、違うバー、レストランへはしご酒。。。わたしのお店もそんな感じで来てくれるお客様も多く、先日もお腹はいっぱいなのに、この間飲んだ、あの琥白の焼酎が飲みたい!っと、来てくれた方がいました。
フランスの方でしたが、今まで飲んだ事がないフレッシュさで焼酎が大好きになったそうです。
これからワインと同様人々に浸透して行って欲しいです。日本の家庭料理と共に。。。
わたしのお店の近くにも、少し歩くとたくさんの日本食屋があります。

先日は、友人のシェフにマグロをいただき、漬けにしました。
そのまま漬けにするのでは面白くないので、刻んだ生姜やあごだしを入れて。
まぐろはぶつ切りにし、お好みでアボガドや納豆を混ぜ、暑い夏にはぴったりお蕎麦の上にのせて蕎麦サラダができました。
麺文化と焼酎文化。どんどん広がって行って欲しいものです。

お寿司

お刺身

焼き魚

お蕎麦

ライター 奥井美佳

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