焼酎ニューヨークスタイル

ny-style08_thumb お寿司とお酒

もうずいぶん前から和食ブームですが、特にお寿司は今でも和食の代表格。
NYは本格派の美味しいお寿司屋さんがたくさんあります。
日本から空輸されるお魚はもちろん、サンタバーバラやカナダ、NY近郊で採れるヒラメなど、世界中からNYに魚介類が入ってきます。世界中の美味しい物が集まるというのが大都会NYの良い所です。
先日伺った15EASTというお寿司屋さんでの写真です。

お寿司屋さんでの写真1

お寿司屋さんでの写真2

奇麗に並べられたお刺身。食感を楽しんでいただける様にとアメリカ人のお客様にも熱心に魚のシメ具合、魚の部位の写真まで見せてくれる大将の心意気にいつも感心させられます。
お寿司にはお酒、酒の肴にお刺身は最高です。こちらのレストランでは日本酒、ワインが主流でしたが、最近では、お料理本来の味を邪魔しないで楽しめる焼酎が増えてきて、健康志向のニューヨーカーにも焼酎が広がりつつあります。
NYのお寿司屋さんでも焼酎の種類が増えてきて、旬のお魚にあった飲み物の選択肢が増えたのは本当に嬉しい事です。
日本のお寿司屋さんでは日本酒を飲む作法として、日本酒はお造りを頼んでそれと一緒に飲み、お寿司は、あがりと呼ばれるお茶と一緒につまむのが作法としてあるようです。お寿司は御飯なので食事をしながらお酒は飲まないのが本来のマナーと言われているそうですが、ワインとお寿司の組み合わせはこちらでは普通。ワインは食事と合わせて飲む食材の一部のような感覚です。きっと、焼酎もそんな風に広がって行くに違いないですね。

先月行われた、独立行政法人日本貿易振興機構と日本酒造組合中央会が主催した『SAKE AND THE CITY』のイベント。

『SAKE AND THE CITY』1

『SAKE AND THE CITY』2

日本酒の魅力をより多く伝えるための催しも行われていて会場は超満員の大盛況。意外にもアメリカ人の方々が多くてびっくり!日本酒知名度の高さが伺えます。
一流バーテンダーによるクローブチップを燻して作るカクテルなどは、お酒とは思えない何とも不思議で、それでいてとても洗練されているお味で、私はこれが好きでした。

その他にも、抹茶黒蜜で作る和を取り入れたカクテルなどもありとても楽しめました。
これからも日本の素晴らしい食文化がたくさん広まって行って欲しいです。

ライター 奥井美佳

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