焼酎ニューヨークスタイル

ny-style26_thumb NY焼酎事情

NYもそろそろ秋に。
紅葉がちらほら見られるようになりました。
散歩をしながら、ふらっと立ち寄ったチャイナタウンのリカーショップ(酒屋さん)。
少しですが、韓国のSOJUと並んで焼酎が置いてあります。
日本酒は何十年も前から知名度があり、ずらりと並ぶのは珍しくない光景でしたが、チャイナタウンのこんな小さな酒屋さんにも焼酎が売られているのは嬉しいことです。
オーナーの方に話を聞くと、日本酒を買って行く人から、焼酎も売って欲しいとリクエストされたそう。
「きっとレストランで飲んで気に入った人が、その焼酎を探しに来るんだろう。」と、話してくれました。

もう一軒は、De Vinne Press BuildingにあるAstor wineですが、ここはマンハッタンで一番大きな酒屋さん。種類も豊富。世界各地のワインと様々なリキュール。ワインは国別にわかれて陳列されています。そして、日本のセクションには”SAKE”のマークがあり、大きく『SHOCHU』の、説明書きまで展示されていました。焼酎をまだ知らない人にでも、こうして一つポスターがあるだけで大きく知られるきっかけとなります。
日本酒は隣の冷蔵庫でしっかり冷やされている。さすが管理が行き届いているなと、感じます。

9月はまだまだ暖かく、ファーマーズマーケットにも秋の野菜が並びます。初夏にはトマトや茄子。花は沢山のひまわりで埋め尽くされますが、秋が近づくにつれ,ブロッコリーやピーチ、リンゴや梨が並び始めます。
日本ではあまり売られていない野菜のケール。日本では青汁の主な原料。アメリカでは健康な野菜の一つとして有名で、お客さんにとても人気のある野菜です。炒めると奇麗な緑になり、味も苦みは少なく歯ごたえのあるおいしい野菜です。ソテーしたツナやステーキにも良く合います。ガーリックで炒めるだけでも簡単な焼酎のおつまみになります。チンゲンサイは緑が普通ですが、もう一つ変った野菜に赤チンゲンサイ。火を通す事で、赤が緑になってしまい、なかなか赤ということに気付きませんが、味に少し苦みがあり、かるく茹でてナムル風のおつまみにするとほんのり赤みが出てきます。いつもと少し違ったおつまみにお薦めです。野菜の苦みは身体を健康にさせてくれます。体調管理に取り入れたい一品です。季節のお野菜と焼酎は、どこか健康な感じがしますね。

ライター 奥井美佳

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