焼酎ニューヨークスタイル

ny-style12_thumb02 一人の情熱が育んだお酒 「美鶴乃舞」

次世代の新しい飲み物を探求するために開催されている“The Manhattan Cocktail Classic”。
今年で4回目になるこのイベントは5月17日、5thアベニューにあるNew York図書館でメディアにも大注目され開催されました。
60ブランドがそれぞれにバーを持ち、何種類ものカクテルを紹介します。すべての飲み物が飲み放題。フィンガーフード、ミュージシャンやパフォーマンス、たくさんのプレス。一人$200という高額ですが、約3500人もの人が集まりました。

このイベントに、日本からは近年ウィスキーが注目を集めているNIKKA WHISKY。
そして更に注目は“美鶴乃舞”。
英語名は“MIZU NO MAI”。佐賀で作られているこの麦焼酎は、とても香りが高く、アルコール度数35度でありながらとてもスムース。飲みやすく優しい口当たりです。このイベントに唯一焼酎としてブースを出しました。
グレープとグレープフルーツのカクテルL’AMETHYSTE(紫水晶)、Vanilla SoymilkとMonin Apple Syrupを使ったFLOATING WORLD(浮き世)。この2種類のカクテルに700人もの行列!やはりカクテルなくてはNYは語れない!?

この“MIZU NO MAI”は、アメリカの大学で知り合ったJesse Falowitsと河野鉄平の二人の出会いがきっかけで作られました。
仕事の関係でアジアの国々の生活が長かったJesseは、アジアにもたくさん種類のお酒があるのに、アジアンブランドのアルコールが何処の国のBARに行っても少ないないのがとても不思議でした。
大分県出身の父を持つ鉄平に知り合い、日本の酒や焼酎を知り質の高さに感銘を受け、2010年勤めていた会社を辞め日本に移り住み焼酎について学び始めました。毎週20~30種類もの焼酎を飲んだのだそう。九州へ何度も足を運びました。
彼の情熱が、たくさんの温かい人の縁を引き寄せ、佐賀県の宗政酒造で造られるこの焼酎は、彼が日本に移り住んでから3年の月日を経て焼酎の完成までに至りました。

NYでしか販売されていないこの焼酎。うみのいえでも大好評。25度のアルコール度数の焼酎の多い中で35度の焼酎は珍しく、抹茶を入れたカクテル、夏の蒸し暑いこの時期には、苺を漬けて冷やしたカクテルなど大好評です。
NYを皮切りに世界各国へ!『自分の人生を何にかけるのか』を決めたJesseに私も協力して、たくさんの人に日本の文化を広げていきたいと思います。

画像:美鶴乃舞01

画像:美鶴乃舞01

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美鶴乃舞:mizushochu.com

ライター 奥井美佳

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