本格焼酎・泡盛に貼られているラベルにはさまざまな情報が記載されています。
本格焼酎・泡盛のプロフィールともいえるラベルの見方をご紹介します。
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酒販店に並んでいるお酒から、本格焼酎・泡盛を上手に選び、楽しんでいただく方法をお教えします。
まず、お酒のラベルを注意してみてください。ラベルはたくさんの情報が記載されていますが、そこに「本格焼酎」「泡盛」という表示があるかどうかを、チェックしてください。これまでご紹介してきたように、本格焼酎・泡盛と名乗るためには、さまざまな条件をクリアしていなくてはなりません。
「本格焼酎」「泡盛」の表示を確認したうえで、原材料の違いや産地の違い、貯蔵方法なども考えあわせて選んでいけば、本格焼酎・泡盛の楽しみ方はさらに広がっていくはずです。
品質面で信頼性の高い日本産であることを示すマーク
講座4 本格焼酎・泡盛の商品知識 Ⅰラベルの見方(動画)
本格焼酎・泡盛に貼られているラベルにはさまざまな情報が記載されています。
本格焼酎・泡盛のプロフィールともいえるラベルの見方をご紹介します。
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単式蒸留は、蒸留を一回しか行わないので、原材料の持つ香りや味を活かした酒を造ることができ、同じ原材料・蒸留方法でも違いが生まれます。
これに対して連続式蒸留は、連続的に蒸留を繰り返します。原料の風味を残さずに、効率的に高アルコール度数の酒を造る際に用いられます。
混和焼酎は、連続式蒸留焼酎(焼酎甲類)と単式蒸留焼酎(焼酎乙類)をブレンドしたものです。焼酎を本格的に堪能したい人は「本格」の表示のある焼酎を選んでください。
「地理的表示(GI・Geographical Indications)」は、特定の地域内で一定の基準や品質を満たして生産されたことを示すものです。ウイスキーのスコッチやワインのシャンパンなども、こうした規定のもとで名乗ることが許されています。本格焼酎・泡盛では「壱岐焼酎」「球磨焼酎」「薩摩焼酎」「琉球泡盛」がすでに認定されており、今後も増えていく予定です。
「地域団体商標制度」は、特許庁が地域ブランドの育成をめざして設けたものです。
「大分麦焼酎」「宮崎の本格焼酎」「奄美黒糖焼酎」「博多焼酎」が登録を受けています。