焼酎・泡盛を知る

焼酎・泡盛 Q&A

焼酎・泡盛 Q&A

焼酎・泡盛に関しての疑問や豆知識をQ&A方式でご紹介します。

焼酎・泡盛はどのように
保存したら良いですか?

蒸留酒である本格焼酎・泡盛には、賞味期限はありません。ただし、保管場所によっては、香りや味が大きく変化してしまう可能性があるため、注意が必要です。本格焼酎・泡盛の品質劣化を防ぐには、直射日光の当たる場所や高温多湿を避け、涼しいところに保管してください。家の中であれば、押し入れや床下収納が良いでしょう。適切に保管して焼酎・泡盛の味や香りをおいしく楽しみましょう。
また、一度開封した焼酎・泡盛は、空気に触れることでわずかながら味に変化が起こります。そのため、直射日光の当たらない涼しい場所に置いたとしても、味に多少の変化が起こることは理解しておきましょう。

焼酎と泡盛のカロリーはどれくらいですか?

25度の本格焼酎・泡盛の場合、100mlあたりのカロリーは約140kcalです。
水割りにして飲む際に本格焼酎・泡盛の量が70 mlとすると、グラス1杯が約100kcalとなります。

焼酎と泡盛の平均的なアルコール度数って?

本格焼酎・泡盛のアルコール度数は「酒税法」で上限が決まっており、その数値は「45度以下」です。私たちが居酒屋や酒屋で手にする本格焼酎・泡盛も、この酒税法を守って製造されています。
本格焼酎のアルコール度数は20~25度、泡盛は本格焼酎よりも少し高めの30度、古酒であれば40度くらいが一般的です。

黒糖焼酎は糖分が含まれているの?

黒糖焼酎は、焼酎特有の臭みがなく、黒糖の甘い味わいを楽しむことができ、旨味が豊かな初心者向けの本格焼酎です。黒糖が原料ですが、糖分が多く含まれているわけではありません。蒸留によって糖質がカットされているので、本格焼酎・泡盛は、糖質ゼロ、プリン体もゼロの女性にも嬉しい焼酎です。

焼酎と泡盛は
二日酔いしにくいって本当ですか?

二日酔いとは、体内のアルコールが十分に分解しきれず、翌朝まで残ってしまったために起きるものです。
「蒸留酒は、醸造酒よりも酔い覚めがよく、二日酔いになりにくい」という説があります。これは、飲んだ量やおつまみとの相性、栄養素などにも左右されるため、一概に正解とはいえません。
しかし実際に「本格焼酎や泡盛を飲んだ翌朝は、意外とすっきりしているな」と感じる方が多いのも事実です。

その説には、いくつかの理由が考えられます。
二日酔いを防ぐためには、二日酔いの原因物質である「アセトアルデヒド」を早く分解する必要があります。本格焼酎・泡盛は、アセトアルデヒドが血液中から消失されやすいと考えられています。
また、血栓を溶かす作用のある酵素のひとつ「ウロキナーゼ」を活性化させる効果が高いともいわれており、健康効果として注目されています。

本格焼酎・泡盛は天然の成分から造られており、添加物などは入っていません。不純物も少なくシンプルなお酒だからこそ、身体に負担をかけにくいということもいえるでしょう。
あわせて本格焼酎は、血糖値や血中アルコール濃度、インスリン濃度の上昇をおさえる効果があります。
血中のアルコール濃度の上昇がゆるやかならば、酔い方もソフトで、翌朝への影響も少ないままであるということですね。

いくら酔い覚めが良いといっても、本格焼酎・泡盛も飲み過ぎには気を付けたいところです。勢いで飲むのではなく、おつまみや飲み方を工夫して、身体をいたわりながら楽しめるようにしてみましょう。

本格焼酎の「本格」って何ですか?

「本格焼酎」は、様々な主原料と麹を原材料とし、ウイスキーやラム酒のように単式蒸留機で蒸留した蒸留酒です。
単式蒸留焼酎は蒸留機の構造が単純なため、原料の香味成分が溶け込みやすく、主原料が持つ独特の風味が特徴です。 500年余の歴史をもち、伝統の製法を受け継いで造られてきた本格派の焼酎であり「本格焼酎」と表示され、そう呼ぶようになりました。

なぜ11月1日は
「本格焼酎&泡盛の日」なのでしょう?

毎年8~9月頃に仕込みが始まり、 その年の新酒が飲めるようになるのが11月1日前後ということから、1987(昭和62)年に制定されました。この日を中心に、本格焼酎・泡盛のイベントが全国各地で開催されます。
ぜひチェックしてみてください。

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