焼酎・泡盛を知る

焼酎・泡盛の酒器

焼酎・泡盛の酒器

焼酎・泡盛に関しての疑問や豆知識をQ&A方式でご紹介します。

カラカラ/沖縄県

Karakara / Okinawa

「カラカラ」は、泡盛を愛する僧侶が丸い餅の形に触発され、倒れにくいこの酒器を思いついたと考えられています。多くの人に「かせかせ(借りさせて)」と言われ続けたので「からから」と名付けられたという人もいれば、空っぽの状態で振ったときの音から来たと信じている人もいます。その後、同様の形の酒器が九州南部に広がりましたが、沖縄のカラカラは九州で使われているもののように直火で加熱することはできません。

黒ジョカ/鹿児島県

Kuro-joka / Kagoshima

漆黒の釉薬とどっしりとした佇まいが美しい黒ジョカは、鹿児島の伝統的な酒器で、薩摩焼で作られています。焼酎を入れて直火にかけ、ゆっくりと温めることで、香りがたち、味わいもまろやかになるとされています。

ガラとチョク/人吉球磨

Gara and Choku / Hitoyoshi Kuma

球磨人吉では焼酎を「ガラ」という酒器に入れ、小さい猪口「チョク」に注いで飲む伝統があります。昔、この地域の焼酎はアルコール度数35-40度と強く、ガラに入れて直火にかけ、温めて提供されます。

鳩徳利/宮崎県

Hato Tokkuri / Miyazaki

宮崎発祥のユニークな鳥の形をしたセラミック製の焼酎の酒器です。
鳩の徳利を意味する鳩徳利と呼ばれ、焼酎や酒を直火や囲炉裏の灰に挿して加熱します。

琉球ガラス/人吉球磨

Ryukyu Glass / Okinawa

琉球ガラスは、アメリカ兵が残したガラスびんをリサイクルして作ったガラスのコップから生まれました。通常、比較的厚くカラフルで、水割りやソーダ割り、ロックの泡盛を飲むときによく使われます。

薩摩切子/鹿児島県

Satsuma Kiriko / Kagoshima

薩摩切子は、1800年代半ばに鹿児島で生まれた、ガラスの種類です。透明と着色されたガラスの層があり、着色された層にさまざまなパターンを切り込むことで、美しい模様をつけています。 30年ほどしか作られていませんでしたが、1985年に地元の職人の手で復活しました。

お気に入りの
グラスを見つけて、
焼酎と泡盛ライフを、
もっと楽しく。

Caution

お酒の情報が含まれますので、
20歳未満の方はご利用いただけません。

あなたは20歳以上ですか?